原田ひ香さんの「人生オークション」を読みました。
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短編集が2つ収録されている1冊でした。
1つは、「人生オークション」。
主人公は、就活に失敗して、大学を卒業してアルバイトの生活を送っている。
叔母は過去に逮捕歴があるなどの訳あり。
主人公は、母のお願いに従い、叔母の家にいって、大量にある荷物を整理していく。
と、いうお話し。
「オークション」との題名からなんとなく察することが可能ですが、大量にある荷物を二人(三人)で断捨離していくのですが、その最中のお話しもまた深くて、考えさせられました。
とはいえ、私は、あんなに大量の荷物があるとか無理、勘弁。
また、作品中、近代文学作品がところどころ出てきます。著者の教養の深さ・・そして、このような場面で使うという構成・・・すごすぎでしょ。
2つ目は、「あまよび」。
解説を読むまで、悲しいハッピーエンドだと思っていました。
とても簡単に言うと、あるカップルが、お互い愛しているにも関わらず、ある事項が原因で別々の道を歩くこととなったストーリーでした。
もうこれは読んで欲しい!!解説も含めて!!
解説を見てから、自分がどんなにフラグを見落としていたのかわかります。
キーワードは「諱(いみな)」。それ以外にも、フラグになっているものが多く、こんな潜ませ方をするのかと絶句。
恥ずかしながら、私は解説をみてやっとストーリーをちゃんと把握した気がしました。
この構成のすごさ・・・著者はいつもどうやってお話しを書いているのでしょうか。
ここまで緻密な構成が構築できるなら、お話しを書くときはおもしろいだろうなぁと思ってしまいました。
原田ひ香さんは他の作品も面白いです。
libra-flos.hatenablog.com
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