「日本が見たドニ、ドニの見た日本」展
期間:令和6年11月2日~令和7年1月13日
場所:久留米市美術館
料金:1200円(一般、当日券)
やっと行けました。久留米のドニ展。
久留米の美術館は初めて行きました。もともとブリジストンで有名な石橋財閥の所有建物でしたが、久留米市へ寄贈しています。同じ敷地内には、石橋文化会館や図書館もあります。中央の噴水は水が綺麗でしたので、おそらく定期的に掃除をしているのでしょうね。
裏の池も思っていたより綺麗で、白鳥が居ました。カモはたくさんいました。
裏の庭園までは巡回しませんでしたが、バラ、ハナショウブなど季節ごとに花が咲くようです。子供連れも多かったのですが、何より、何か撮影をしている人が多かったです。コスプレ?衣装?SNS用?カメラを持っている人が多かったです。
ドニは、言わずもがなですが、「ナビ派」の1人。
ナビ派とは、フランス・パリで19世紀末に活躍した前衛的な画家の集団を指しています。ドニも有名ですが、もっとポピュラーの画家をあげると、ボナール、ゴーギャンでしょうか。
今回の展示には、セザンヌ、ボナール、ゴーギャン、ランソンの作品がたくさんありました。
ボナールの屏風は、久しぶりって感じでした。どこの展示で見たのかまでは覚えていませんけれど。
また、ジャポニズムの作品も多かったです。
それもそうですよね。ナビ派というと、ジャポニズムを外しては語れないというほど関係が深いと言われています。特に絵の背景や小道具には、浮世絵か?東洋の柄か?と思えるようなものが多かったです。
気になったのは、日本人の作品も多かったことです。
黒田清輝、青木繁、足立源一郎、小柴錦侍、藤田嗣治、などなど。
久々に美術館に行って満足な1日でした。
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